帰ってきた酔っぱらい

2014
未だにオタク友達とカラオケに行くと『マクロスF』の『ライオン』を歌ったりするのだが、JOYのアニメ映像は戦闘パート映像が地道に更新されている気がする。
新作マクロスのオーディションが開始されているというのにJOYはなにをやっているんだ。あと、最近JOYよりDAMをよく使うようになった。LIVEDAM。
アニソンカラオケなら間口が広く、奥行きが狭いのがJOY。間口が狭く、奥行きが広いのがDAMという印象。

あまりカラオケにはいかないがオタク友達が集まった時にどっちに行けばいいの? と問われればJOYのf1を推す。とにかく操作系統が分かり易くて、曲の検索もしやすいので初心者はこっち。アニメのメジャータイトルの映像化率もこちらのほうが高い。リモコンの操作画面も機能を絞って分かり易くしているJOYに比べて、DAMは狭い画面にショートカットアイコンがびっしり並んでいる上に曲の詳細情報が一括表示されないので、カラオケに慣れるまでは扱いにくい。

アニメの歌の曲名を空でいえるのならDAMのLIVE。あと「今更アニメ映像とかJOYで見飽きたぜ!」というひとはDAMに進むとよい。アニメのメジャータイトルのOP曲でもJOYではアニメ映像だけが流れるが、DAMではアーティスト自身のPVやライヴ映像が揃っている確率も高い。音源も若干DAMのほうがよい。ただし、リモコンの検索が扱いにくいので、先に述べたように曲名が空で言えるくらいでないと探している曲がなかなかヒットしないし、アニメ映像ヴァージョンの曲を選んだつもりがプロカラオケヴァージョンの味もそっけもない普通の映像が流れる可能性がある。ただし探すのに慣れると、単純に曲の登録の仕方はDAMの方がマニアックなので「あっ、このOVAの挿入曲が……」という事が結構ある。かといっていきなり通ぶって最初にDAMに行ってもおそらく満足感は多く得られないので、最初は気楽にJOYに行って有名な曲をアニメ映像付でサクサク歌ってオタク会カラオケやアニソンヒトカラの楽しみを覚えたほうがよい。

JOYとDAMどっちがボカロと東方(IOSYSを指す)が多いのかという問題についてはぼくはニコには詳しくないのでよく分からん。
ボカロはインディーなので制作過程でJASRACを通しておらず(だよね?)、結果として曲の買い付けは企業レベルではなく、個人レベルになると思うので手間がかかるんじゃないかしら。
ので最終的に売れている、売れていない、名作だから、名作じゃないから、ではなく、JOYの担当とDAMの担当、どちらがよりニコへの需要に対してアンテナが高いかという事になってくると思うので、ぼくにはよく分からん。お金や著作権も絡んでくるので、アンテナが高いだけではなんともならん場合もあるし。
洋楽のカラオケ採用率が低いのと、昔、アニソンカラオケの数が異常に少なかったのはJASRACを通していないので、個人レベルで対応しないといけなかったから。でもここ数年、アニメの曲が増えてきたのはアニメ好きが増えてきて需要が高くなったし、アニソンを供給する側もメディア対応でカラオケ業界に対してある程度のスタンスが完成してきているからだと思う。
洋楽の『QEEN』がカラオケであっても『QEEN OF THE STONE AGE』が全くないのは、個人レベルで対応してもすごく手間がかかるし、やっても需要がないからだと思う。

ちょっと前にJOYで『恋の2-4-11』が配信された直後に試しに歌ってツイッターで「歌ったよ〜」と報告したらそのpostを作曲者のGUN-SEKIにふぁぼられたことがあった。辿ってみるとフォロワー数がそこそこで(今はなんか多いけど)あ、やっぱりインディーなんだって思ったのを覚えている。

個人的には『ルカルカナイトフィーバー』はJOYではDANCEROIDのダンス映像が流れてDAMではルカ姉の静止画が流れる。『千本桜』はJOYではPVは確実にあったけど、DAMではどうだっけ……『ワールドイズマイン』DAMではsupercell公式のイラストが流れたけどJOYはなにもなかった。他はどうだっけ……という感じ。東方についても疎い。JOYでは『チルノのパーフェクトさんすう教室』のショートヴァージョンを選択すると映像が流れる。

本当にボカロ関係はぼくはうとい。スマン星人。
ただしJOYもDAMもボカロに関しては現在進行形でどんどん追加されているので、普通に歌う分にはどちらでも不便はないと思う。

採点機能云々でDAMとJOYを区別するひともいるようだが、基本的にあれは歌がうまいとかヘタとかいうレベルではなく「いかに設定してある通りに歌えているか」というプログラムに沿っているだけなので一概に得点で両者をはかれないとは思う。DAMひとつ取っても、「精密採点DX」と「精密採点2」では点数の付け方が違う。
だからDAMもJOYも荒い言い方をすれば、マイクが拾いやすいデカい声で音程を設定どおりにそこそこ併せていれば、マイクが拾いにくい中くらいの声で微妙な抑揚をつけて小綺麗に歌うより得点は高い。恐らく世間一般でDAMよりJOYの得点が甘いと言われているのは、採点機能の甘さもさることながら、JOYはマイクの感度が高いので、そこそこなレベルであれば高得点を取れるが、DAMだとマイクの拾ってくれる領域が狭いので、デカい声で歌ってかつ、テクニックありきで歌わないといけないからだと思う。これってやってみると分かるが、まず腹から声を出すことが条件。まあ、要するに歌い方の基礎ができていないとDAMで高得点は無理。
だから「DAMでこれだけ高得点が出たんだからJOYではもっと得点が高いはず」というのは一応合ってはいるけれど、完全な正解ではないような気がする。
JOYにはJOYの高得点の取り方が別に存在するのだ。
ぼくはマキシマム ザ ホルモンが好きなのだが、ダイスケはんパートなどはJOYでは判定しきれず「採点できませんでした」と宣言されてしまう。しかしDAMでは80点台後半を叩きだすことがある。

得点に命をかけているひとは部屋の間取りや音量、マイクのメンテナンス具合などにも注意。ハウリング音が発生するとマイクが拾ってしまい、微妙に採点に響く。この辺はしっかり頑張ってパワースポットを自分で見つけて欲しい。

あと、お遊びで関係ないが、JOYには五分程度のアニメのアフレコ機能がついている。徹夜でアニソンカラオケをして全員が疲れたムードになった時にはこれを使えば盛り上がる。基本、JOYポイント使用というJOYに登録していなければ使用できない機能なのだが、一部は「おためし」で登録の必要なし、JOYポイントも課金もなしで楽しめるのでそっちを使えばよろしい。それだけでも十個以上あるので十分に楽しめる。最初に声優のお手本があって次にマイクを持って自分がアフレコ、最後にアニメ映像に合わせてスピーカーから録音した声がアニメ映像と一緒に流れる。大抵恋をしている男女二人が会話しているシーンがメインなので、二人でやるとよい。男が女役をするとキモい現場になること必須なので、参加者はスマホの動画機能で現場を録画し、後々話のネタにせよ。

女性に配慮する必要がない場合は(配慮しなくてもいい性格の女性が居る場合は)「グラビア採点」がお勧め。これはDAMもJOYも無料である。普通の映像の代わりにJOYとDAMが契約している事務所のグラビアアイドルの映像が流れる。特にJOYの場合はポイント、ポイントで採点されて、得点が高ければより、煽情的なシュチュエーションへと映像が変化していき、最終得点で告白されるか「もっと頑張ってね」と言われるかが決定する。
アニソンをバックにおっぱいの大きなロリ顔グラビアアイドルが水着姿で胸の谷間にボールを挟んで腰をくねくね動かしている様をカメラがローアングルから撮っている映像が流れるのはなかなかシュール。
はっきり言えばマイナーなグラビアアイドルの宣伝機能なのだが、水着姿なんかも拝めるのでありがたい機能だと思ってよい。

ところでアニオタだと「どっちのアニメ映像がアニメファンの心をくすぐるの?」という問題が浮上するが、その辺は個人の趣味なのではっきり言えない。
ただしJOYはいわゆる名場面が多く、他人が歌っている傍で観ていると「あっ、このシーンは!」みたいなのが結構あるので嬉しいのだが、その反面、ネタバレ映像も結構流れるので(重要なキャラが死ぬシーンやラストのクライマックス映像がかなりの確率である)実はあまり記憶に残りにくい映像と名場面を交互にいれるDAMのほうが映像に気を使っているのかもしれない。

なんでJOYだとf1推しでDAMだとLIVE推しなの? ステマ? という意見に関してはとりあえずf1とLIVEが各々の最上位機種だから。だからアニメ映像に限らず、例えばf1とLIVEだと既に配信されている曲なのに、他の機種では配信されていない、登録されていない、という現象がかなりの確率で起きます。
この辺は皆も知っているみたいで要望もあるのか、JOYでは契約店に対し積極的にf1を導入していく流れである模様。
それとぼくの体験からf1とDAMの配信が一番早いと思ってて、データの量も多いと思っているからです。

帰ってきたよっぱらい
『WORLD`S END 酔っぱらいが世界を救う!』BDで。ぼくがおっさんなのだからかもしれんが、観ている間、ずっと夢の中にいるような映画だった。ぼくとしては『ホット・ファズ』のほうが好みなのだが『WORLD`S END』は明らかにエドライの現行での最高傑作。本当に夢の中にいるみたいだった。
ちなみにこの映画は90年代のUK、USロックが挿入歌として使われている点でおっさん、おばさん向け。
しかしプライマルの『Loaded』がメインテーマにも繋がっていることから、モラトリアム期間中にプライマルにハマったひとなら誰にもドストレートに腹に来るようになっているのだ。

そして『Loaded』がサンプリングしている映画がこちら『ザ・ワイルド・エンジェルス』のこのシーン。

現在プライマルもおっさんになっているので現状はこっち。



『WORLD`S END 酔っぱらいが世界を救う!』吹き替えで観たりリピート率が異常に高い映画になりそう。

妹物語
偽物語』を観はじめた。だんだんシャフトの背景が嫌いになってきてるな、おれ。こういう構造の建物はないだろ、とかそういうものではなくて、単にシリーズを重ねるごとに食傷気味になってきているだけなので、山と海があるアニメを観れば治療になるかもしれない。

田舎の変態が集まって暇潰しの方法を色々模索する
『はがない』二期も観はじめた。というか現在『偽物語』や『桜trick』より消化率が高い。これはぼくが根本的にギャグ、コメディが好きな性格なので仕方がない。理科の髪型がほぼ毎回変わるので、これ理科推しだよなあ……。

トレッド・ストーン作戦を経過したデンゼル・ワシントン
イコライザー』評判いいね。ポスト「トニー・スコット」なの? 観てないから分からん。
http://www.equalizer.jp/#/home

艦カツ、カラオケカツ
現在、艦カツとカラオケカツのアクティビティが高いので他の趣味にリソースを費やせない。時間は無限ではないのだ。特にカラオケは安くて長く粘れる娯楽なので、ストレス解消には欠かせない。だからぼくはカラオケに詳しいんだ。

早川さんと扶桑さんは悪くないと思います。エルロイ君やキング君とかが最初にやったことを褒めていました
『ゴーストマン 時限紙幣』をあんまりにも書店で発見しないのでアマゾンを使う。届いたら文藝春秋だった。タイトルの付け方が早川っぽかったので早川だとばっかり思い込んでた。すごいバカ売れしているらしいじゃないですか。
しかし文春はあれだな。買い付けがうまいな。デヴィット・ピースとかS・ハンター、S・キングやエルロイの世間的にぱっとしないタイトルはほぼ扶桑か早川なのに、大ヒットしてる作品を購入して日本に持ってくるのは文春や新潮ばっかだな。

今回の『咲-Saki-』!

今週の艦これ!
前述した通り、艦カツ率が上がっています。具体的に言うと明石が欲しいし、明石が居るんなら大淀さんにも来て欲しい。
眼鏡、めがね〜。